敬心学園グループは、教育・福祉の業界において培った実績をもとに、さまざまな事業連携を通して、ますます社会に貢献してまいります。
敬心学園は、教育・保健・医療・福祉の業界において培った実績をもとに、
さまざまな企業と積極的に産学連携をすすめ、充実した内容で専門教育を提供しています。
職業教育をリードする教育機関として、さらなる社会貢献をめざしてまいります。
東京保健医療専門職大学は、江東区と福祉事業(高齢者・障害者分野)に係る連携協定を締結しました。江東区は長期計画において「誰もが自立し安心して暮らせる共生社会の実現」を目指し、障害者福祉や高齢者福祉の施策を推進しています。本学は年齢や障害に関わらず、多様な生活者が「共生できる社会の実現と発展」を目指しており、江東区と協力事業を展開することにより、本学の建学精神が実現できるものと考えています。
主な協力事業として、江東区健康センターのリハビリテーション事業への本学教員の講師派遣や、認知症カフェの開設、区民向け福祉イベントへの学生ボランティアの派遣等をおこなっています。
東京保健医療専門職大学は、最先端のリハビリテーション技術に直接触れる機会として、サイバーダイン社が開発したロボットスーツ「HAL®」のデモンストレーションを実施しました。「HAL®」は、身体の動きを脳からの信号でアシストする革新的な装着型ロボットであり、脳卒中や脊髄損傷などの患者さんの運動機能回復をサポートします。実際に学生がロボットスーツを装着し、歩行や立ち上がり動作を体験することで、リハビリテーション現場でのテクノロジー活用の可能性や、最先端医療の社会的意義を学びます。
児童発達領域を実践的に学ぶことを目的に子供の成長をアートで支援する株式会社KUMA'S FACTORと産学連携協定を締結しました。合同イベントとして、大学内に近隣の子供達を招き、大学校舎を使ったウォールアート制作を実施しました。学生達は子供達を支援しながら一緒にアート制作を行うことで子供への接し方から、「アート」という作業を活用した発達支援について企業と連携しながら学ぶ取り組みを行っています。
日本福祉教育専門学校は、誰もが年を重ねても安心して暮らし続けられる地域づくりをめざし、豊島区が推進する生活支援体制整備事業の一環である「地域のささえあいの仕組みづくり協議会」に教員が参画しています。この協議会は、民生・児童委員をはじめ、高齢者クラブ、商店会、金融機関、区民ひろば、銭湯組合、学識経験者、介護事業者など、地域を支える多様な関係者によって構成されています。
ISENカラダラボは、日本医専が運営する4つの臨床施設「敬心接骨院」・「敬心鍼灸院」・「リラクゼーションサロン カラデミア」・「美容鍼灸サロン Acure(アキューレ)」からなる統合医療複合施設です。本校卒業生がプロデューサーとして就任し、学生が技術だけではなく、医療人としてのマナーやコミュニケーション能力、サロン運営や集客についても学べる場となっています。また、柔道整復師・鍼灸師の知識・施術に加えて、ハワイのロミロミマッサージや韓国の骨気(コルギ)、台湾の足つぼマッサージなど「世界の手技が学べるプログラム」についても現在構想中です。
保育事業を展開する法人・企業と学校が深く連携し、”ともに育てる“意識を育みながら保育者養成を行う試みとして、日本児童教育専門学校では「保育版デュアル教育」に取り組んでいます。学生自身が保育の魅力や価値を実感し、保育士という仕事にやりがいを持って仕事に臨めるよう、また少しでも保育・福祉の現場の即戦力になれるようカリキュラムを展開しています。現在保育所では業務や運営管理に関してICTの活用が進んでいます。その流れを捉え学校と保育所が情報交換や学生評価をしやすいICTを用いた仕組みを発案し、更新に努めています。
日本リハビリテーション専門学校は、社団法人セーフティネットリンケージが運営する「みまもりあいプロジェクト」に参画しています。この活動は、地域互助とICTを活用して地域の“みまもりあい・つながりあい・ささえあい”の循環を目指しています。本校作業療法学科の学生が地域にお住まいの方へインタビューをおこない、その様子を『地域共生支援アプリ(みまもりあいアプリ)』の音声(ケアチャンネル)にラジオ配信をおこなっています。
敬心学園は、あらゆる企業や団体との連携を強めて、グローバルに展開しています。
「産学連携」や、「国際連携」など、今後もますますパートナーシップは拡がっていく予定です。
「アジアの職業教育のハブでありたい。」
そんな想いから、学術教育機関として国際的な学生交流や研究交流など、また国際貢献事業としてコンサルテーションや業務受託などの国際連携を推進しています。
スポーツの本場であるアメリカフロリダ州オークランドにある州立セントラルフロリダ大学で「フロリダトレーナー研修」を実施しています。本学園インターナショナル・プログラム・ディレクターが現地コーディネーター兼通訳として同行し、現地学生の講義を本学園学生向けにカスタマイズした研修を受講しています。
本学園は上海中医薬大学と教育提携を締結しています。 約2000年の伝統医学である中医学を学ぶために、 毎年、 日本医専の在校生・卒業生が「中国・上海研修」として上海中医薬学大学や付属病院で臨床研修を実施しています。 また、上海中医薬大学の教授陣が来日し、学内にて講義や実技の特別授業も開講しています。 さらに、本学からも講師派遣をおこない、現地でのデモンストレーションをおこなうなど積極的な教育連携をおこなっています。
台湾の大学ランキングでは総合7位、私立大学1位を獲得した実績もあり、欧米・アジア圏との国際交流にも力を入れている大学です。こちらの大学では、一般の鍼灸から美容鍼灸、VRを使った鍼灸デモと中国医学の外傷講座などを受講します。
台湾でも有名な医科大学で台湾中部の台中にあります。台湾大学ランキングでは3位を獲得した実績があり、医療設備が充実しているため、学生の内からより実際の現場に近い環境で学ぶことができると言われている大学で臨床現場を見学できます。
北京聖頓教育集団は北京をはじめとし、青島、洛陽、大連などの主要都市で幼児教育を実践している教育グループです。モンテッソーリ教育法を参考とした独自の保育、幼児コースを開発し、それぞれの子どもの発達や特性に丁寧に寄り添った教育プログラムの開発を目指しています。
本学園では保育士を養成する日本児童教育専門学校と連携を深め、0歳児から3歳児の乳幼児保育について、中国の保育士や幼稚園教諭を対象とした研修プログラム開発をともにおこなっています。日本児童教育専門学校より中国へ講師を派遣し、日本の高い幼児教育のノウハウを用いた保育士育成研修を実施しています。
OSセルナジャヤインドネシアでは、インドネシア初となる介護国家資格"Kaigo Entry Level"を創設し、国内初の介護資格検定機関「介護ライセンスセンター(KLC)」にて、介護分野における特定技能などの教育に活用しております。敬心学園は、資格獲得のための研修プログラムの開発、資格認定試験の開発と認定判定等をおこない、インドネシアから世界各国へ質の高い介護人材の送り出しに寄与しています。
日本医専の在校生・卒業生が参加する「東南アジア研修」では、カンボジアプレミアリーグ所属のプロサッカーチーム・ボーウング・ケットFCとのトレーナー実習会を実施しています。海外のプロサッカー選手に対してテーピングやストレッチ、鍼灸技術によるコンディショニング療法を実践することができます。プロスポーツ選手に特化した施術方法を学ぶことで、海外で活躍するトレーナーとしての素養・技術を深める機会となっています。
哈爾浜ハ ル ビン職業技術学院は、中国全土1400以上ある高等専門学校の中で、64位に位置している黒龍江省で唯一の高水準の高等専門学校です。敬心学園職業教育研究開発センターは、哈爾浜ハ ル ビン職業技術学院の学科共同構築ニーズを中心に、教材改善、カリキュラム制定及び講師派遣、専門的研修を通じて、同学院に先進的な職業教育基準が形成されるように協力しています。
日本福祉教育専門学校は慶北専門大学校と交流協定意向書を交わし、「日本の高齢・障害福祉支援システム教育プログラム」を実施しています。研修では高齢社会福祉分野と障害福祉分野に関する講義と施設見学体験などをおこなっています。
介護福祉を中心とした教育事業や研究活動に関する包括的な協力をおこなっています。
中国における介護福祉、医療、保育分野等の教育・研究、人材育成における協力、提携をおこなっています。
伝統的な韓医学の診療や体験プログラムを実施している昌徳宮韓医院と連携し、韓医師による統合医療の一般向けコンテンツを本学園に提供いただき、韓医学の日本国内への普及を目指しています。
整形外科の総合病院である成都第一骨傷病院では、中国伝統医学と現代医学が融合した医療文化に触れることができます。病院内での手術現場を見学することができ、外傷に対する理解を深めることができます。
鍼灸師、柔道整復師を養成する専任講師や卒業生が現地で臨床プログラムを受講しています。
世界大学ランキング上位の慶煕大学医学部との交換留学を計画しており、韓医学と日本鍼灸の臨床現場を体験できる機会をつくっています。
全米最高峰のリーグ所属のトレーナーを輩出するハワイ大学で、日本医専の在校生・卒業生が参加するトレーナー現場実習を計画しています。
学校法人敬心学園では、職業教育に関するさまざまな研究やプログラム開発をおこなう「職業教育研究開発センター(VET/RDIセンター)」を設置し、日々研究と開発に取り組んでいます。
職業教育研究開発センター公式ホームページ全国の有力専門学校や大学・企業と連携して、文部科学省からの委託研究事業を始めとする様々な研究活動をおこなっています。
高度化、複雑化する医療・福祉・保育現場を支える高度専門職に求められる職業能力を養成するための職業教育の研究・開発に取り組んでいます。
ジャカルタに本拠地を置く国際研究機関ERIAからの受託により、日本、および東アジア・ASEAN地域の研究者と連携して高齢者介護に関わる人材育成、教育・訓練、事業経営等について調査研究し、政策提言をおこないます。
「敬心学園職業教育研究集会(旧敬心学園学術研究会)」は、敬心学園の職業教育についての“教育研究成果の発表の場”であるとともに、実習病院・施設関係者、現役のセラピスト、地域の関係者など様々な業種の職業教育に関わる皆さまからも演題を募るなど、臨床現場や地域との連携に重要な役割を果たしています。
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敬心学園内の教職員による、学校の枠を超えたプロジェクトを組織し、
保健・医療・福祉領域等の職業教育に関する研究開発を推進しています。
(研究奨励費を年間3件を上限に支給)
職業教育研究開発センターでは、敬心学園の教職員のみならず、
かつて敬心学園に勤務していた人、卒業生、職業教育研究開発センターの研究プロジェクトで研究委員として
ご活躍いただいている方、その他、職業教育研究開発に関心のある方々(2025年4月末現在151人)に、
各研究班の活動への参加、研究ジャーナルへの投稿など、客員研究員として活動していただいています。